妊娠中はインプラントを受けられる?
2022/12/22
「妊娠中ってインプラントできるの?」と気になっているかた。
赤ちゃんに影響があるのかどうか心配ですよね。
そこで今回は、妊娠中にインプラントを受けられるのかどうか、解説していきますよ。
妊娠中でもインプラントは受けられる
妊娠中でもインプラントは受けられます。
しかし多くの歯科医院では、妊娠中のインプラントは勧められていません。
それは以下のようなリスクがあるからです。
妊娠中のインプラントのリスク
妊娠中にインプラントを行なうと、以下のようなリスクを負うことになります。
被ばくのリスク
インプラント治療ではレントゲンはCTなどで歯の状態をチェックする必要があります。
一般的な虫歯治療よりも被ばく量が多めになる傾向があるので、赤ちゃんへの影響を考えると妊娠中のインプラントは控えたほうが良いかも知れません。
腹部大動脈を圧迫するリスク
インプラントの手術では長時間仰向けの状態でいる必要があります。
お腹あたりにある腹部大動脈を圧迫することになるので、母体や赤ちゃんに負担がかかりやすいです。
早産のリスク
インプラント治療で出血量が増えると早産のリスクを高めてしまうかも知れません。
出産開始の合図にもなる「サイトカイン」という細胞が血液中に大量放出され、子宮筋の収縮を促してしまうことがあります。
まとめ
今回ご紹介した以外にも、妊娠中のインプラントのリスクはさまざまあります。
インプラントは出産後でも可能なので、治療時期をずらしたほうが良いですよ。
駒沢大学近くにある歯医者「T’s Dental Office 駒沢」では、インプラントやマウスピース矯正などを行っております。
大学病院並みの医療設備が整っており安心で正確な治療が可能ですので、お気軽にご利用ください。